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藍染めタイパンツ&~藍にまつわるエトセトラ~ 武州正藍染め編

こんばんは

和なり屋の海老澤です

いよいよ浅草の桜が開花

浅草寺が見ごろを迎えておりました

 IMG_2744

とってもきれい

咲き誇る桜、この時間はなんともいえません

力強さを感じます

さて本日は,

またまた新商品、誕生間近

“和なり屋新商品”タイパンツ

第四回藍染め市をお伝え致します

これからの春、夏、秋と大活躍しそうな商品をご紹介

ずばり、藍染めタイパンツです

DSC09874 着心地バツグン!!

DSC09887 綿100%で肌にもなじむ

 七分丈、ロングと選べる

スタッフもお気に入りのタイパンツです

家でくつろぐもよし、外でおしゃれに着こなすもよし、

とっても使える藍染め商品の登場です

皆さん、もうじき販売開始致しますので

お楽しみに

最後は第四回藍染め市

藍の魅力③ ~藍にまつわるエトセトラ~ 武州正藍染め編

をお伝え致します

以前にもお伝えした通り

藍は植物!

という事で、

スイカや梨、みかん、白菜などなど・・・

果物や野菜にはその土地に適した産地があるように

藍染めにも産地があります。

藍染めの産地といえば徳島が有名ですが、

本日は北埼玉を中心に発達をとげた

“武州正藍染め”をご紹介

関東屈指の藍染め産地です(≧∇≦)ъ

 

まずは、先日のブログでも書かせて頂いた

江戸時代に発展をとげた藍と木綿の関係

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木綿の栽培が盛んになった事で藍染めも広~く、

庶民に受け入れられるようなりましたが、

今回の取り上げる北埼玉の“武州”の地は、木綿の一大産地でした

武州正藍染めはこの木綿の産地でもあった羽生市、加須市、行田市が中心となっております

そして、藍の栽培にかかせないのが、豊富な栄養を含んだ水

江戸時代には藍は連作はできない!と言われていたほど、栽培は難しかったんです

しかし、羽生、加須、行田には一本の川が流れております

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それが、谷川連峰の清流を運ぶ“利根川”

栄養を豊富に含んだ水が、木綿や藍を育てるのに適していました

こうして木綿や藍の産地となっていった武州の地

やがて、農家の副業として藍染めの糸を機織りし、綿織物を作り始めます

藍染めした糸で織り上げるため、微妙な糸の染めむらが

「青縞」と呼ばれるブランドになります

bsa2 きれいな青の縞がステキ

そんな「青縞」は

江戸~明治にかけ、羽生市や行田市等で毎月1回行われていた市場で大盛況

染め屋さんは300件を超え、反物数は最大30,000反を誇るまでになります

明治の文豪、田山花袋の「田舎教師」の冒頭の一説にも登場するほどの一大産業地でした

江戸時代に花開いた“藍染め”

庶民の衣服であった“木綿”

それを支えたひとつが“武州正藍染め”だったのですね

とても歴史を感じさせます!

現代にもその技術は受け継がれ、規模こそ縮小していますが、

 

今でも剣道の藍染め胴着は80%を占めております

さらに、武州正藍染めの中心地であった羽生には今もなお

当時から受け継がれている藍染め紺屋さんがいるのです

今回の「第4回藍染め市」では、

そんな“武州正藍染め”の地から

2組の藍染め職人さんが来てくださいます

①    石織商店

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 染め、織り、製品化まで行う藍染めの専門店「石織商店」さん。
糸の段階から作成すると言う、生地へのこだわり、濃淡を出して織る生地は様々な作品に生まれ変わります。
リーズナブルなお値段で、本藍染めを楽しめます!
かっこいい本藍染めTシャツはかなりおススメ
です!

 

②    鈴木 道夫

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埼玉県羽生市に生まれ、羽生で育ち、藍染め工房を構えた鈴木さん。和装業界での友禅染めとの出会いが、鈴木さんを染めの魅力へと導いたそうです。鈴木さんの作品は実に芸術的です。藍染めというと「青」という色あいが注目されがちですが鈴木さんの作品には染まっていない「白」の部分もデザインの一部になっており、とてもおしゃれな作品になっております。人それぞれ違うように、美しい絞り染めがご覧になれます。ぜひ、一度、鈴木さんの作品を見に来てください

“武州正藍染め”を今に伝える藍染め職人さん達の

模様や、色合い、作品をぜひ、ぜひ見に来てください

最後はそんな武州正藍染めを全力でプッシュする

羽生市のゆるキャラをご紹介

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ムジナもんです

羽生市内の宝蔵寺沼に自生する食虫植物「ムジナモ」(自生する宝蔵寺沼は国の天然記念物に指定)と、地域に言い伝えられている伝説の妖怪「むじな」にちなんで名付けられた、そうです。

藍染めは?と思ってしまいますが、

話しかけてみてください

好きな言葉は「あい!」

 

だそうです(笑)

皆さんもぜひ、藍染め体験や

藍染め市で日本に古くから受け継がれている日本の色

藍染めを体感してくださいませ

各種体験や藍染め市に関するお問合せはこちら

03-5603-9169

それでは、今夜はこのへんで

皆さん、ごゆっくり

失礼します(・.・;)

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