藍の魅力~AI48とは~その2! 藍に込められた色合いに迫ります(^O^)/
おはようございます!
和なり屋の海老澤です
もうすぐ桜が咲くころですね
最近車に乗る事が多くなった私ですが、ラジオからは春らしい曲も多くなってきました
春らしい陽気に乗って、音楽も風も心地いいです
こちらは先日、染めてくださったお客様
とっても素敵な方達でした同じ職場の仲間たちで藍染め体験
作品もひとりひとりの個性が出ていて、キレイ
楽しんでくださり感謝です なぜかオレンジデイズを思い出しました!
それでは、今日のブログは
「藍染め市」4月26日(土)~5月6日(火祝)
藍の魅力~AI48~その2をお伝え致します
前回に続き、AKB48さながら、私が命名した~AI48~さんをご紹介
前回は人気№1の「褐色(かちいろ)」
さんの紹介のみでしたので、今回はその他の人気メンバーを紹介させて頂きます
それでは、スタート!!
まずは歴史的にも人気色「縹色(はなだいろ)」です(≧∇≦)ъ
藍より、少し浅い色が”縹色(はなだいろ)”
なんと源氏物語にも縹色の着物が登場
平安時代には青の代表的な色として、かなり普及していたよう。
しかも、
縹色だけで4つものレパートリーがあるんです
縹 浅縹色 深縹色 縹色と浅縹色の間に”次縹色”があります
日本書記にも記載されている”縹色”
とっても歴史ある人気ものだったんですね!!
続いては、由来さまざま「納戸色(なんどいろ)」
「納戸色(なんどいろ)」は先ほどの縹色より、緑味が強い色
納戸とは、衣類や家財、道具類をしまっておく屋内の物置部屋のことで、物置部屋の暗がりを表現した色とも言われています
納戸色の色名は、由来がたくさんあり、納戸の幕の色、納戸を管理する役人の衣装の色、はたまた徳川十一台将軍「家斉公」がこの色を好み、いつも納戸にこの染めた布を積んでいたところからという説もあるほど・・・
由来はたくさんですが、
この色あいの奥深さが、なんともいえず人を引き付ける魅力がありますね
私も好きであります!
最後は、究極の「瓶覗(かめのぞき)」
藍染めの瓶をちょっとのぞいただけ(浸けただけ)
という一風変わったネーミング
のぞくというのも、藍染め独特のネーミングで、藍の染料を作る際に藍をかき回しながら、様子をみつつ調整していくのですが、藍の様子を見る事を”のぞく”というのです
その藍独特の表現を色合いにしてしまうという、ちょっとしたユーモアが日本人の繊細さを感じさせますね
NHK プロフェッショナル 仕事の流儀でも、
人間国宝 染織家 志村 ふくみ さんが「藍染め」を日本の精神の色と表現しておりました!
その中で「藍」の染料を建ててから2か月、
瓶の中で藍が枯れていく中、最後の最後に出る幻の「瓶覗」に挑戦します
藍が死ぬ、その最後に出る色、それが「瓶覗」です
藍も人と同じく、それぞれ個性が違い色あいも異なるため「瓶覗」はでなかったのですが、ロマンを感じさせてくださいました!!
「夕立去った後の空の色、空のブルーのなんとも言えない透明な感じ・・・雨後天晴の色が瓶覗だって言われてるの。」
と言っていて、とても感動しました
個人的には、新聞配達のアルバイトをやらせてもらっていた時、
夜から朝に変わっていく夜明けの数分だけ見られる空の美しさが思い起こされます
とってもキレイでついつい、見入ってしまってました
と、まだまだ紹介したいところではありますが、人気メンバーのご紹介はここまで。
とっても、藍色は深いなあと感じさせてくれますね!!
上記した志村さんも言っていた、藍の潔さ、日本の精神の色合い
藍の人生も様々で、その時、その時で色合いも変わる
そんな「藍染め」にぜひ触れてみてください(≧∇≦)ъ
藍染め体験、藍染め市、ともに自信を持っておすすめ致します
それでは、皆さん
晴れ間が広がったお天気、
休日の方はごゆっくり
お仕事の方は張り切っていきましょう!!
それでは、失礼します!
この記事へのコメントはありません。